ローソン、業界の垣根を超えた取り組み・CO2削減、コスト削減への取り組み

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<宮崎県・鹿児島県>ローソンのトラックでローソン店舗とワタミ営業拠点へ初の共同配送開始

コンビニ業界3位の店舗数を誇るローソンと、全国に『ミライザカ』『鳥メロ』『かみむら牧場』などを展開するワタミグループが、同社が展開する『ワタミの宅食』事業において、ローソンのトラックでワタミ営業拠点とローソン店舗へ初の共同配送開始するということを発表しました。

取り組みの背景

全国(北海道、青森、岩手、秋田、鳥取、沖縄除く)516か所の営業所を持つ『ワタミの宅食』ですが、平日では平均23万食ほどの配送を行っている一方、土日祝日になると、外食需要や家庭を囲んでの食事の増加など、平日と比べその配送量は大きく平日を下回り、一台当たりの積載効率が低下することにより配送網に非効率が発生していました。

今回の取り組みは宮崎県と鹿児島県内で実施されます。

物流2024年問題を背景に、配送効率向上を目的に11月16日(土)から宮崎県と鹿児島県の一部エリアでローソンの配送ルートにワタミの営業拠点を組み込み「ワタミ宅食」商品の配送を開始するとのこと。

※物流2024年問題とは、2024年4月からトラックドライバーの時間外労働の960時間上限規制と改正改善基準告示が適用され、労働時間が短くなることで輸送能力が不足し、「モノが運べなくなる」可能性が懸念されており、このことを「物流の2024年問題」と言われています。

※全日本トラック協会から→紹介HPシェア14年連続 No.1」という実績を持つ同サービスは、高度高齢化社の日本において、無くてはならないサービスです。

しかし昨今の労働環境改善の波は、社会の実情を鑑みず敢行されているようで、社会の細かい事情まで手が回っていない様子。

宮崎県と鹿児島においても十分な拠点を誇るローソンの物流システムと、超高度高齢化社会を支えるワタミグループが手を取り、無駄のない配送システムを目指していくとのことでした。

※イメージ図 引用HP

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